ジュンコ田中のカサンドラ脱却ストーリー第4章~第5章

第4章 乳がん発病、そして夫と離れたいと東京へ。 カサンドラ症候群からの脱却を決意!

てんかん性鬱を克服したジュンコさんに追い打ちをかけるように、次の試練が訪れます。身体が回復し、テニスをしていたある日、胸部にしこりがあることに気づきます。診断はステージ3の乳がんでした。

 

発達障害に対して知識の浅かった私に、一番わかりやすい例として、乳がんを告知された時のご主人の対応についてお話くださいました。

 

一人で病院に行き、乳がんの告知をされた後、漠然とした不安に襲われ「ついうっかり」仕事中のご主人に電話をかけて助けを求めようとしたジュンコさん。

 

その時のご主人の対応は「僕に相談されてもわからないからネットで調べてお医者さんに相談して」だけだったとのこと。

 

NLPやいろんな心理学を学んだ後、このご主人の発言は、発達障害の方にとってはジュンコさんのことを考えての言葉だったと後でわかったのだそう。

 

この発言をされたご主人、最近になってよくよく話を聞くと、1人でネットでかなりお調べになっていたようですが、その結果をシュンコさんに伝える事をしなかったんだそうです。

 

これは発達障害の方のよくある行動だそうですが、当時のジュンコさんはご主人が発達障害だとはつゆ知らず、この言葉はガンの告知をされ恐怖に陥っている人に対しては、冷たい非情な言葉と捉えても致し方無いと思います。


ご主人とは18歳の大学生時代からのお付き合い

 

 

そんなときに、野波ツナさんが描かれた「旦那さんはアスペルガー 奥さんはカサンドラ」というコミックに出会い、夫がアスペルガーでジュンコさん自身がカサンドラに陥っていたことに気づきます。

 

これはジュンコさんにとって、過去の謎がすべて解き明かされるようなことだったでしょう。

 

そうはいっても、当時はまだ、身体的な反応に対するNLPの具体的な対処法を知らないジュンコさん、抗がん剤治療で髪の毛が抜ける想いをして克服してこられました。

 

癌の闘病の後、ある日、ジュンコさんの部屋の扉を開け「ジュンちゃんは住むところとお金の為だけにころに居るんだね」とだけ言って、扉を閉める、まるで5歳児のようなご主人の奇妙な行動。

 

ご主人が去った後、心が凍りつく感覚、かつての手足の麻痺に似た恐ろしさ感じ『これではまたベッドに舞い戻ってしまう、家を出よう』と決意。お嬢様2人のいる東京へ逃げ出すように家出してきたという。

 

当時は離婚も考えたというジュンコさん。

大学生のお子様の学費の助けになるようにと、自身もアルバイトをされるなど、働きながらもなんとか、次のステップへと模索を始められます。

 

そして、自らが自らを助けるべく、カサンドラ症候群からの脱却のため、心理学を猛勉強する日々が始まりました!


NLPの権威ティム&クリス・ハルボム氏のNLPプロフェッショナル認定コースでアシスタントもしていました。

 

第5章 カサンドラ脱却のため!「ラポール・ラボ」の立ち上げ

2016年には「ラポール・ラボ」を立ち上げ、発達障害の方をパートナーにもつカサンドラの方を対象に「カサンドラ脱却茶話会&勉強会」をはじめられたとのこと。

 

ー癌の克服から数年後には、同じカサンドラで悩んでいる方のためのサポートとして起業された訳ですね。本当にすごいパワーですね。

 

ここで、ジュンコさん自身が学ばれたことを通して「カサンドラ脱却勉強会」や「3つのNLP@RLコース」でどんなことが学べるのかを教えて頂けますでしょうか?


カサンドラ脱却勉強会の様子

 

 

私の「カサンドラ脱却茶話会&勉強会」では
茶話会部分はNLP的な考察からほんの3分です。

 

勉強部分として

発達障害の4つのタイプや

それを受容する11段階と

カサンドラの7段階、

ASD・ADHDの特徴を知ってもらいます。

 

そして

癒しのワークや

自己肯定感が上がるワークをして

辛い気持ちの応急処置のスキル
をたった2時間の間に盛り沢山でお教えしています。

 

 

「カサンドラ脱却勉強会A」では、

皆さんが一番知りたいとおっしゃるので

発達障害の人への対処法や彼らに対する捉え方について

「カサンドラ脱却のための18個の考え方」

ひたすら勉強してもらっています。

 

そして「カサンドラ脱却勉強会B」では

発達障害児の療育で使っている話し方の「5つのスキル」

ワークでお教えしています。

 

「カサンドラ脱却勉強会」ではともかく「頭」で考え

理論で発達障害とその捉え方を学んでいきます。

 

 

 

カサンドラの皆さんは真面目な方が多いので

「カサンドラ脱却勉強会」で発達障害に対する捉え方ややり方を知ると、「発達障害の人とコミュニケーションを取る方法はあるんだ」

という理解はされていきます。

 

 

でも「頭」で勉強して理解できても

「子供のためならできるけど、

なんで、私のことを苦しめている憎い夫のために

なんで、こんなめんどくさいことを

なんで、私の方がしなきゃいけないの?」と

「なんで?」「なんで?」「なんで?」と

「心」の方がついてこないのが
カサンドラ症候群を脱却することを

「心」の方が止めてしまうという辛いところなんです。

 

 

そんな方の「心」を

パワフルに前向きに変化させてしまうのが

NLPセッションなので

今までは個別で対応してきました。

 

 

でも、

できれば自分で自分の「心」の方を変化できるようになり

お子さんや旦那さんや他の方にも使えるようになってもらいたいと思い一般的に知られているNLPの中でも

「メンタルに使える上級テクニック」だけを厳選し

わかりやすく簡単にできるように研究し作り上げたのが

『NLP@RLコース』なんです。

 

 

 

私の体験ですが、

一度、NLPの授業で、

「発達障害の方の心の状態」をリアルに感じるという

「パーチカルポジションチェンジ」というワークがあったんです。

 

私はそのワークで彼らの状態が、まるで目が見えない人のように

心が見えていなくとても衝撃をうけました。

 

心が見えていないというのは、

人の心はもとより、自分の心も悲しいとか怒りの感情も、

明確ではなくモヤモヤ・イライラするとしか捉えらないのです。

 

それを感じたときに、

「自分の心が見えていない」ということが、

こんなに恐ろしいことなんだ!!!と実感として感じられ

世の中がとても恐ろしく底しれぬ不安に満ちたものと感じました。。。

 

「百聞は一見に如かず」というように

「実際に感じる事に勝る理解」はありません。

例えば「目が見えていない」人に、「この花柄どう思う?」なんて聞き方はしないですよね。「目が見えていない」という特徴をこちら側が理解してわかる方法でコミュニケーションをとりますね。

 

発達障害は「こころ」が見えていない不安な状態、だからこそ、その特徴を理解してコミュニケーションをとっていくことが「目が見えていない」人に対するのと同じように必要なことです。

 

発達障害の特徴を心から理解するには、「リフレーミング」や「ポジショニングチェンジ」というNLPの手法が簡単で素晴らしく効果的なんです。

 

ーなるほど、リフレーミングとは、自分の当たり前と思い込んでいるある枠組み(フレーム)で捉えられている物事の枠組みを外して、違う枠組みで見るれるようになることだと伺いました。

 

通常の人間関係でも、なかなか固定してしまった枠組みをはずすことができず自分の思い込みで人や物事を見てしまうことがトラブルの原因になりますが、相手を理解するために「自分の枠組みを手放し、別のポジションからの枠組みを取り入れる」という頭で分かっていてもなかなかできない事がNLPでは簡単にできてしまうんですね。

私の母が

 

なるほど〜それはまた自分自身の思い込みに対する気づきへも繋がりますね。

 

 

 

ー発達障害の方とのパートナーシップを変えたい方へジュンコさんが伝えたい一番大切なことはどんなことでしょうか?

 

 

まずは、「自分自身を知る」ということが大切ですね。

 

 

なぜかというと、カサンドラの方は、夫(パートナー)とのコミュニケーションにこれまでご自身なりに努力を重ねてきた、既に、心底疲れ果てている状態なんです。発達障害の方へのコミュニケーション法を学んで日常でそれを使っていくことはもちろん効果的ではありますが、テクニックだけではカサンドラの方への精神的な負担がさらにかかるこになるのです。

 

だから、「自分自身を知る」まずはカサンドラである自分を大切にするということから始めて欲しいのです。

 

NLPのワークでは、コミュニケーションや相手との関わりの中で「止めているもの」を取り去ったり、変化させて、自分を楽に、そして自由に変えていくことができます。

またもっと深く自分を知っていくと、そもそも夫を嫌う原因が自分の過去にあったり、ということまで気づくこともあるんです。


カサンドラ脱却勉強会

 

ーなるほど、相手への理解の前に自分自身を理解するんですね。

ジュンコさんのプログラムの中に「自分を許す」という項目があって、まずはこれが誰にとっても一番大切で、そして、とても安堵感を感じられるなと思いました。

 

そうですね、まずは自分自身を取り戻すこと、そこで初めて、次にその人とこれからの関係をどうしていきたいかを考えることができる状態になります。

 

それからこの人と一緒に生きて行くのか、お別れするのか、考えることをお勧めしています。

 

もし、ご自分自身を取り戻すというこのプロセスが欠けたまま、離婚をして一時的にはスッキリしたとしても、自分の中にカサンドラになる原因があるままだと、離婚をしてまたアスペルガーの人と結婚する人は実は、本当に多いのです。

だから、少し遠回りに感じても、このステップはその後の人生にとってとても有意義だと思いますね。


お嬢さんの結婚式にて

 

 

ー本格的にNLP@RLのコースを学ばれた生徒さん達はどんな経験をされていますか?

 

そうですね、生徒さんたちはNLP@RL中級コースで

「コアトランスフォーメーション」という、

現在の『嫌な気持ち』がどこから発生したかを

「自分の過去に遡りながら見つける」というワークをします。

 

例えば現在の『夫に対する苦々しい印象』という

嫌な気持ちを感じる体の部分にそれがあるかを感じながら

実際に一歩ずつ後退りしながら過去にの時間に遡っていくと

現在のその『夫に対する苦々しい印象』の発生ポイントは、

もっと前の別の忘れているような

ちょっと嫌な感じがする

負のイメージの『些細な出来事』だったりします。

 

 

その負のイメージの『些細な出来事』の時点に立ち、

苦しんでいる幼い自分自身を

「癒し」「労い」「承認する」ワークをします。

 

そのワークは潜在意識レベルに働くので

過去のその負のイメージの『些細な出来事』を
『価値ある自分の愛しい思い出』に

変化させることができます。

 

 

そしてその『価値ある自分の愛おしい思い出』を持って、

もう一度人生を生き直すワークで、

その他の過去の人生でのいろいろな『苦々しい出来事の印象』が

どんどん『価値ある自分の愛おしい思い出』に変化していき、

現在の『夫の苦々しい印象』も

『微笑ましい印象』に変化してしまいます。

自分では無意識の『潜在意識』の為せる技です。

 

 

また、

NLP@RL上級コースでのワークでは

「価値ある存在として生まれてきた自分」を

心から感じられるようになります。

 

そしてその「価値ある存在」の自分が、

スピリチュアル的に発達障害の方を

パートナーとして引き寄せたその時の自分を感じ

『価値ある自分の愛しい思い出』と印象が変わることで、

パートナーへの対応が無意識レベルで変化します。

 

 

最終的には、今のパートナーに出会い、

彼を選んだ自分自身の人生に愛おしさを感じ

「今の自分なら、もう少しなんとかできそう」と自然に思えたり
「彼に出会った過去の人生は価値のあるものだけど
これからの人生では彼を隣におく必要はない」と自然に思えたり

そんなご経験をされる方が多いです。

 

 

上級コース中の受講生さんは仲間と共にワーク体験で自然に得られた

『自分という存在を心から愛する』感情や

『自分の歩んできた人生とこれから歩む人生に対する感謝』

の感情が溢れ涙が溢れることもしばしばです。

 


受講生さんと一緒に

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